ワイキキを送迎バスで出発、オアフ島東部へ向かいます。ワイキキからは片道約30分、ハワイカイ・ショッピング。・センター内のオフィスへ到着です。到着後は、早速オフィスでチェックイン手続きをします。
オフィス内にはトイレも完備。マリンスポーツのアクテビティに参加する場合は、あらかじめ水着を着て参加するのがスムーズですが、ここのお手洗いは、着替えにも十分な広さがありました。
オフィスの裏手に出ると、そこはすでにマリーナで、多くのボートが係留されています。私たちが乗船するボートも準備万端で待機しています。このボートに乗って、いざ沖へ出発します。
ボートがマリーナを出ると、ハワイカイエリアの山々の様子が見えてきます。海を見下ろす高台の高級住宅街も見えました。沖から眺めるといつもとは違った景色に見えて新鮮です。海上の風を切って進むこと約10分、そろそろパラセーリングポイントのマウナルア湾に到着です。
この空の青さ、海の青さ！ 絵のように美しいハワイの景色です。この日はお天気も良く、海も穏やか。少し離れた沖合でも、すでにパラセーリングをしている姿が見えました。この辺りでは、ボートの上から、ときにはイルカやカメを見ることもできるそうです。私たちも思わず目を凝らして、彼らの姿を探してしまいました。「冬の時期ならクジラに遭遇することもあります」とクルー。そんなラッキーに出合えたら、と思うとますます気分が上がります。
ここまでのボートも10分程でしたし、イルカはいないかな…などとキョロキョロしている内に、いつの間にかパラセールがぶわっと、ボートの後ろに出現しました。かわいいニコちゃんが、笑顔で私たちを見下ろしています。えっ？ もうスタートですか！？ なんとなく、心の準備ができていません…。
でも、ご安心ください。クルーは皆さん親切でフレンドリー。気持ちを和ませてくれながら、手際よくベルトを装着してくれます。その間に、こちらもすっかりリラックスできました。さて、いよいよ空へ上がっていきます。
フワッと、気付いたらボートから離れ空へ上がっています。カメラを構えたクルーに乗せられ、つい笑顔になってしまいます。行ってらっしゃい、アロハ！
ロープが伸びて、どんどん上がっていきます。ロープの長さは、最長152メートルだそうです。
高～い。小さ～い！ ボートからは、パラシュートが豆のように小さく見えましたが、上空からもボートが小さく見えました。真下には、きらきらと日差しを反射する海やそこを行きかうボートが見え、遠くには、山々の姿と住宅街やショッピングセンターなどを見ることができました。車も、ミニカーより小さかったです。ボートでは、他のグループと一緒なので、参加者は順番に空中へ上がっていきます。他の方の飛んでいる様子を眺めるのも、面白かったです。ボートのスピードを調整して、パラシュートを海面スレスレまで下げたり、中には海に「ポチャンッ」という方も。でも「濡れちゃったよ～」と言う参加者の顔も、みんな嬉しそうでした。風を切って海面を滑るボートは、乗っているだけでも十分に楽しめました。
ロープを延ばしての飛行時間はおよそ10分。全身で風を受け、日差しを浴びながらハワイの景色を楽しみました。それほど揺れることもなく、空中からの景色はまさしく絶景。他の参加者も「一生の思い出になります！」と笑顔でボートに戻って来ました。参加者全員のパラセーリングが終了したところで、ハーバーへ戻ります。
無事にオフィスに戻ってくると…
ズラ～リ並ぶモニター画面に、アクテビティ中に撮影された画像や動画が映し出されています。モニターでチェックした上で、希望の場合には、飛行中の画像や動画を購入できるそうです。確かに、上空ではカメラのことなんて、考える余裕は持てませんでした。万が一、カメラやスマホを落としてしまったら、いくら海が澄んでいるとはいえ、絶対に探し出すことはできないですし、プロカメラマンが撮影してくれた写真は記念になります。
パラセーリングは、空中からの絶景と大空を舞う爽快感、スピードを上げて海面を滑るボートライド、いくつものお楽しみがあるアクテビティでした。太平洋の真ん中ハワイでトライして、青くどこまでも広がる海を、ご自分の目でご覧になってください。
