ハワイの街を歩いていると、一度は目にするこのオープンエアのトロリー。ハワイの爽やかな風を感じながら主要な観光スポットやショッピングモール、人気店を巡ることができる、ハワイで人気の移動手段です。
ワイキキを中心にホノルルエリアでは、さまざまな会社がトロリーを運行していて、それぞれ乗車条件やチケットの値段、ルートや停留所が異なります。トロリーの種類は、トロリーの正面や側面に描かれたロゴで見分けることができますよ。
停留所には、このようなサインが掲示されていて、どのトロリーが停車するかがわかるようになっています。ただし、ザ・バス/The Busと共有の停留所には、このようなステッカーサインがありません。ご注意をお願いします。
今回ご紹介するのは「LeaLeaトロリー」。HISの対象のパッケージツアーでお越しの方はもちろん、オンラインやハワイ現地のLeaLeaラウンジでトロリーパスを購入することで、どなたでもご乗車可能な観光トロリーです。LeaLeaトロリーのルートは、西はビショップ・ミュージアム、東はシーライフ・パークまで広範囲を網羅しており、現在オアフ島内に合計43カ所の停留所があります。
LeaLeaトロリーは現在、マラマ・ライン、アラモア/ドンキ・ライン、ワード/カカアコ・ライン、ダイヤモンドヘッド/カハラ・ライン、東オアフ絶景・ラインの6つの常時運行のラインと、土曜限定のKCCファーマーズマーケット・エクスプレスの合計7つのラインを運行しています。LeaLeaトロリーのトロリーパスでは、現在この7ラインに加え、ワイキキトロリーが運行するピンクラインにも乗車可能で、合計8ラインに乗車することができます。
早速、各ラインのご紹介です。
(目次)
マラマ・ライン
アラモア/ドンキ・ライン
ワード/カカアコ・ライン
ダイヤモンドヘッド/カハラ・ライン
東オアフ絶景・ライン
アラモアナ・サンセット・ドライブ
土曜限定 KCCファーマーズマーケット・エクスプレス
ピンクライン(ワイキキトロリー)
【マラマ・ライン】(停留所一覧と時刻表)
このラインは、ホノルルのダウンタウンエリアやビショップ・ミュージアムなど、ハワイの歴史的建造物や文化遺産を巡る観光ルートです。
主な観光スポットには、ビショップ・ミュージアムや、ハワイ出雲大社、イオラニ宮殿、ホノルル美術館などがあります。一周ぐるっと乗車すると約120分。ハワイの歴史に興味のある方や、気軽に市内観光をしたいという方にぜひ乗っていただきたい、見どころ満載のルートです。
ニールブレイズデルセンターに水曜日の夕方に到着する便に乗れば、16:00~19:00まで、ファーマーズマーケットが開催されていますよ。仕事帰りのローカルが晩御飯のテイクアウトに立ち寄る、のんびりした雰囲気のファーマーズマーケットです。滞在日が合う方はぜひ!
【アラモア/ドンキ・ライン】(停留所一覧と時刻表)
お土産探しに人気の3大スポット、「ドン・キホーテ」「アラモアナセンター」「ウォルマート」を巡る、ショッピングに特化したラインです。
ワイキキを出た後、アラモアナホテルに停車します。そこで降りて隣接のアラモアナセンターに行くこともできます。もちろん、アラモアナセンター内にも停車します。300店舗近いお店が集まり、一日では回りきれないほど広いので、お買い物好きの方はぜひ、ゆったりと時間を確保して制覇してみてくださいね。
アメリカ最大の小売り企業のスーパーマーケット「ウォルマート」にも停車します。広々とした店内はザ・アメリカ! トロリーはケアモク通り沿いのバス停に停車します。
一周ぐるっと乗ると約70分。お土産探しや、長期滞在時の日常のお買い物に大変便利なショッピングラインです。
【ワード/カカアコ・ライン】(停留所一覧と時刻表)
ローカルにも人気のおしゃれなショップが集まるワード・カカアコエリアを巡り、トロリーに乗ったまま、ウォールアート観光もできるラインです。
ワードビレッジやソルトアットアワカカアコ、ホールフーズクイーン店など、話題のレストランやショップに行ける路線です。
歩いて回るとなかなか距離があるウォールアートも、路線上にたくさんあるので、目的地に向かう車内からご覧いただけます。一周約75分〜90分なので、トロリーに乗ったまま2時間くらいで気軽に市内観光をしたいという方にもお勧めのラインです。
【ダイヤモンドヘッド/カハラ・ライン】(停留所一覧と時刻表)
ハワイに来たら一度は登りたい、人気の観光スポット「ダイヤモンドヘッド」や、ローカルも通うおしゃれなグルメタウンの「モンサラット」と「カイムキ」を通りカハラエリアへ行くラインです。また、土曜日には大人気のKCCファーマーズマーケットにも停車します。
トロリーはダイヤモンドヘッドのふもとからトンネルを抜けて少し上ったところにある、登山口まで連れて行ってくれます。トロリーを使ってダイヤモンドヘッド登山を計画される場合は、予約を忘れずに!
カハラモールは100店舗を超えるショップや映画館、レストランなどがあつまるショッピングモールです。ホールフーズもありますよ。
【東オアフ絶景・ライン】(停留所一覧と時刻表)
大自然が広がるオアフ島の東海岸を、ハワイの風を感じながらドライブする絶景観光ラインです。ぐるっと一周乗るだけでも楽しい、人気のラインです。ハワイリピーターさんにはローカルに混ざって「ココマリーナセンター」や「ハワイカイ・タウンセンター」に立ち寄ると、新たな発見がありそうなルートです。
このラインで行ける観光スポットには、ハナウマ湾や、ハロナ潮吹岩、シーライフ・パークなどがあります。このハナウマ湾には、水〜日曜日の初便のみ停車します。法令により、トロリーを下車してハナウマ湾へ降りたり、ハナウマ湾から新規に乗車することはできませんが、15分間停車しますので、上から美しいハナウマ湾を眺めたり、禁煙撮影をしたりすることができます。
ハロナ潮吹岩は、波の侵食でできた岩の穴から、勢いよく海水が吹き出す絶景ポイントです。冬の時期にはクジラが見えることもありますよ。風が強いので帽子が飛ばされないようにお気をつけください。
シーライフパークに行ってみようと思われる方は、LeaLeaトロリーをご利用の方限定の割引入場券がありますので、乗車前にLeaLeaラウンジでご購入くださいね。
【アラモアナ・サンセット・ドライブ】(停留所一覧と時刻表)
一生の記念になるウェディングフォトの撮影でもよく使用される夕日の名所、アラモアナ・ビーチパークにてサンセットを鑑賞をするドライブコースです。
出発後、夕暮れの風景に変わっていくアラワイ運河やアラワイゴルフコース、遠くのコオラウ山脈の景色もぜひお楽しみください。
アラモアナ・ビーチパークには約15分停車しますので、ベンチや砂浜に座ってゆったりサンセット鑑賞を。海に静かに落ちていくサンセットは、忘れられない思い出になりますよ。ぜひ波音に癒されながら、最高の景色を堪能してくださいね。トロリーは折り返してワイキキに戻りますが、もっと長くビーチ沿いを散策されたい方や、アラモアナセンターでお買い物や晩御飯を計画される方は、このまま下車し、徒歩でアラモアナセンターへ移動後、ピンクラインでワイキキへ戻る乗り継ぎ利用も可能です。
【土曜限定 KCCファーマーズマーケット・エクスプレス】(停留所一覧と時刻表)
土曜日だけの特別便! 大人気のKCCファーマーズマーケットへ、ロイヤルハワイアンセンターを出発後、デューク・カハナモク像に停車するのみで、直行するエクスプレスラインです。
5~6月はシャワーツリーが咲き誇り、ファーマーズマーケットでお花見もできますよ。
【ピンクライン(ワイキキトロリー)】(停留所一覧と時刻表)
LeaLeaトロリーのトロリーパスでは、LeaLeaが運行する上記の7つのラインに加えて、ワイキキトロリーが運行するピンクラインにも乗車できます。ピンクラインの出発場所は、DFSワイキキと、ワイキキショッピングプラザの間のロイヤルハワイアン通り、DFSワイキキの出入り口付近です。
ワイキキ内の様々なホテルとアラモアナセンターの間を巡回しており、10:00~19:15の間は15分間隔で走っているので、基本は時刻表要らずです。
お買い物やお食事にと、ハワイ旅行中に誰もが一度は訪れるといっても過言ではないアラモアナセンターへの足として、ハワイ旅の強い味方ですね。
これらの合計8ラインに乗車できる、LeaLeaトロリーのトロリーパスは、オンラインサイトで購入可能。ハワイ現地では、LeaLeaラウンジでご購入いただくことで、どなたでもご乗車できます。
ご乗車になりたいトロリーが今どこを走っているかが分かる「リアルタイム運行状況」も配信中です。
また、トロリーの運行状況は、イベントや道路工事などの影響で、停留所が変更になったり、停車せず通過になったりすることがありますので、ハワイ現地ではLeaLeaウェブやLeaLeaラウンジで最新情報をご確認いただけると安心です。このようなコラムで運行状況をお知らせしていることがあります。
最後に、お願いごとです。トロリー内での飲食はできませんので、ご乗車前に食べきるか、密封できる容器などにいれてくださいね。飲み物も蓋のある容器やハイドロフラスクなどの水筒でお願いします。折りたたみ式のベビーカーは、折りたたんだ状態で持ち込みが可能ですが、スーツケースやサーフボードなどの大きな荷物はお持ち込みいただけません。また、トロリーの乗車が楽しかった!と思えた際には、車内アナウンスで盛り上げてくれたドライバーさんにチップをお願いします。決まった額はありません。チップボックスに$1でも$2でも、入れていただくことで「楽しかった!」のお気持ちがドライバーに伝わります。
ハワイ現地でトロリーを最大限乗りこなして、観光にショッピングにお食事に、いろいろなところにお出かけくださいね! ハワイ現地でお待ちしています。
<2024/07/10の情報です>

- LeaLeaトロリー
- 11月から2ラインが再開するレアレアトロリーと、オアフ島の観光を網羅するワイキキトロリーの4ライン、合計6ルートで、ハワイの文化や歴史と観光、ショッピングを楽しめる。定番のアラモアナセンターやカハラモールなどの大型ショッピングセンターをはじめ、ローカルタウンのカイムキやダウンタウン、チャイナタウン、ダイヤモンドヘッドにもラクラクアクセス。少し足を延ばして、冬にはクジラの親子も現れることもある、絶景が広がる東海岸観光にもおでかけできます。便利なトロリーでハワイを満喫しよう!

- LeaLeaラウンジ
- ワイキキに3か所あるLeaLeaラウンジやHIS各支店は日本語対応なので、初めての海外でも安心。営業時間外も、お電話にてハワイご滞在のサポートを続けています。
