パールハーバーの山側に、ケアイヴァヘイアウという、古代ハワイの癒しの場所があります。とっても雰囲気がいいところですが、今回はその話ではありません。
敷地内をループしている道路を上がっていくと、いくつかのキャンプ場が現れます。一番最後に登場するのが、トレッキングコースの入り口です。そのトレッキングコースは未舗装の山道です。なので、スニーカーを履いて行きましょう。
さてさて、山道と聞くと「登りたくない」と思われる人もいらっしゃるかもしれませんが、このトレッキングコースは、登り坂がほとんどありません。頂上のような場所があるわけではなく、山の中を一周するようなコースなのです。へなしゅんも、かつて、小さな子どもを連れて一周したことがあります。頂上がないということは、周りを見渡す見晴らしのいい絶景ポイントはありません。自然を感じながら、緑の中を歩きます。
へなしゅんがここを歩いたのは2001年の話。当時は第二次世界大戦の時に墜落した戦闘機の残骸があったんですが、今はもうないみたいです。いや、ボロボロになって、草むらの中に隠れてしまってるのかも。

- 村上智洋xへなしゅん
- カンボジア、ベトナム、グアムなどH.I.S.の海外支店を渡り歩き、2017年3月にハワイ着任した男、村上智洋。各国での生活や体験は子どもにとっても貴重な機会ととらえ、その場所の空気や様子を直に感じ取ってくれることを願いながら、週末ごとに「プチ探検の旅」に出かける日々。8歳と6歳の息子ふたりと新たなハワイを発見すべく、子どもにも安全に楽しめる「もう少しハワイを知る」散策を続けている。 このことを聞きつけたへなしゅんが、その場所をへなしゅん的に紹介することで、村上以外のハワイ好きが【もう少しハワイを知る】手助けになれば、と乗り出して連載スタート。編集部員にヤイヤイ言われながら、書き綴っている。