抜けるような青空が連日続く5月のハワイ。ベストシーズンのオアフ島で行われる「ホノルル駅伝&ミュージック」は、仲間や家族とフルマラソンの42.195㎞を6区間に分けて、最小2人、最大6人でタスキをつなぐ駅伝方式。フルマラソンではちょっと距離が長くて・・・と参加に躊躇する人も、リゾートコースの爽快さを求めて気軽にチャレンジできる。また、この大会は非営利団体のホノルル駅伝財団が、運営のほぼ全てをボランティアで運営するユニークな大会でもある。走る、音楽を楽しむ、応援する、の他にも、ボランティアで運営をサポートする、という参加方法も。レースの前後は、青空と芝生の緑を満喫しながら、ハワイの現地ミュージシャンや日本からのゲストアーティストによるライブが催され、地元レストラン提供のリフレッシュメントが待っている。
同じ所を周るだけの周回コースではなく、本来の本格的な駅伝スタイルを気軽に楽しめるリゾートランニング。カピオラニ公園をスタートし、ダイヤモンドヘッドを左手に、ビーチを右手に見ながら中継地点へ。その後は、ハワイカイの海を眺めながら、ハナウマ湾、サンディ―ビーチへとタスキを運ぶ。ここで、レースは折り返し、今度はゴール地点のカピオラニ公園を目指して、来たコースを引き返す。各中継地点は、早朝からシャトルバスが巡回し、出走前や、完走後のランナーを運んでいる。ゴール前では、先回りして待ち受けるチームメイトと手を取り合ってゴールを目指す光景も見られ、この大会の魅力の一つになっている。
タスキをつなぐチームスポーツの駅伝だが、運営サイドでチーム編成を行うマッチングシステムがあるので、ひとりでの参加や少人数での参加も可能。共通する趣味を持った新しい仲間ができるチャンスになるかもしれない。この大会ならではコースを走り、音楽を楽しみ、仲間を作る。ユニークな駅伝イベントに、是非チャレンジしてみては。
「ホノルル駅伝&ミュージック2020」公式ホームページは、こちら。
Photo: Ross D. Hamamura – RDHphoto.net
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※画像と動画は「ホノルル駅伝&ミュージック2019」の様子