今回レポートするのは「シェフ・チャイ」。オーナーシェフのチャイ氏は、ハワイアン航空の機内食をプロデュースしていたこともある、ハワイを代表するシェフのひとりです。新鮮な食材にアジアンテイストを織り交ぜたパシフィックリムスタイルの料理で、一味違う食事が楽しめるレストランとして、ロコの間でも評判の名店です。
場所はアラモアナセンターの山側を走るバス通り、カピオラニ・ブールバード沿いです。アラモアナセンターからダウンタウンに向かう途中、ワード・アベニューの手前。お店はビルの一階で、正面は大きなガラス窓になっているので、明るく見つけやすい場所ですし、入りやすい雰囲気なのも安心です。
店内のインテリアもモダンスタイルで、日が落ちて暗くなると、ランプシェイドが何とも言えずオシャレな雰囲気でした。さて、この日のコース料理は、前菜二品にメイン料理、デザートとコーヒーか紅茶。早速、お料理の内容をお伝えします。
まずは前菜「北欧風塩漬けサーモン クリームチーズと蟹肉添え」。何とも言えず、繊細な盛り付けとお味。お酒をおいしくいただける味、でした。
続いて「ハワイ島産有機野菜サラダ オレンジドレッシング カタルフィ(細麺状の小麦生地)とマカダミアナッツ衣のブラックタイガー海老添え」。ハワイ産の有機野菜が彩りを添えて、細い麺とナッツの衣にプリッとしたブラックタイガー、衣の食感も珍しくておいしくいただきました。衣だけでなく野菜にもいろんな食感があり、料理に食感って大事、と実感しました。
メインのお料理は、お肉、お魚、ベジタリアンの三品から、一品を選びます。お肉は「フィレミニオン ステーキ 赤ワインソース マッシュポテトと野菜添え」。ステーキにのったパイのお帽子の中身は、マッシュルームとフォアグラのソテーでした。フィレミニオンステーキとフォアグラ、幸せのコンビネーションです。マッシュポテトがクリーミーで滑らか。フィレミニオンとよく合います。
お魚は「シーバス(スズキ)の味噌焼き 野菜のピクルスとごはん添え」。ソースが、香ばしく焼かれたスズキと合いますね。お味噌を使ったソースですが、和食とは違う風味で不思議な感じ。少しだけ、日本が懐かしくなるような、ならないような…。おいしくいただきました。
ベジタリアンメニューは「野菜のテリーヌ グリーンカレーソース」このお料理は色が鮮やかで、ハッとしました。食べてしまうのが、少しもったいないような…もちろんいただきましたけど。お味は、見た目からは想像できない感じ。テリーヌの滑らかさと、ほかの野菜の歯応えとが、絶妙コンビネーションでした。そして、カレーソースの力強さ! 野菜だけとは思えないパンチのきいた、ひと皿でした。
デザートは見目麗しく「ハート形トリュフチョコレート ラズベリー&グアバピューレ添え」。ジェラートのトリュフチョコにホワイトソースでハート形のお化粧を。見た目も味も、甘々のデザートで、この日のディナーが急にロマンチックな雰囲気になったのでした。
最後に、コーヒー又は紅茶を選べます。この日のコーヒーは、こんな素敵なカップ&ソーサーで運ばれてきましたが、違うデザインのカップの方もいらっしゃいました。甘々デザートとほろ苦エスプレッソ、ディナーの締めにぴったりでした。
このお店はロコの間で大人気、いつもオシャレしたグルメ達で賑わっています。ワイキキから少し離れて、ロコ達が集まるお店に行ってみませんか。オーダーやチップなど少し心配な方には、LeaLeaミールプランでのご利用もおススメです。
<2019/12/20の情報です>
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ホノルル(オアフ島)
【シェフ・チャイ】
オシャレなレストランで思い出に残るディナーを ハワイアン航空の機内食を監修したこともある、ハワイの有名セレブシェフ、チャイ・チャオワサリー氏のレストラン。斬新な発想で新鮮な地元産食材を使いこなし、パシフィックリムをベースに世界各国の味を融合させた料理には、目も舌も大満足間違いなし。インスタ映えもばっちりです。場所はワイキ…
$127.00~