どうもどうも、へなしゅんです。先日、へなしゅん的ハワイ事典でホノルルレールトランジットについて書かせていただきました。

それをご覧になられたみなさまから、工事の様子は実際どんな感じなのか? というお問い合わせをたくさんいただきました。へなしゅんも、出かけたついでに見たことがある程度やったので、詳細にお答えすることができません。よし、現場を見に行こう!

というわけで、実際に線路に沿って走り写真を撮ってきました。工事が進んでいるのは西ばかり。とにかくご覧ください▼

カポレイにある始発駅です。かなり出来上がっています。

駅のホームにはドア、「ホームドア」が設けられています。最新のシステムが導入されているみたいですね。

階段やエレベーターもすでに完成していました。後は駅の周りを仕上げるだけでしょうか?
ちなみに、この始発駅の名前は「East Kapolei Station」

すぐ横には「The Salvation Army Kroc Center Hawaii」があります。老若男女向けカルチャークラス、フィットネス、子供のデイキャンプなどもある、サルベーションアーミー(救世軍)によるコミュニティセンターです。1日ゲスト券もあるみたいです。

2番目の駅は「UH West Oʻahu Station」
ハワイ大学のウエストオアフ校があるところです。クアラカイ・パークウェイの太い道路を横断する大きな歩道橋が付けられています。

駅も完成してそうですね。

エレベーターもテントのような屋根も設置済み。

地図を見ながら次の駅を目指しましたが、たどり着けません。なんと、3番目の駅は畑のど真ん中にあって、公道がつながっていませんでした!
このあたりは今後、住宅街にでもなるのでしょうか?

汚い拡大写真ですいません。3つ目の駅「Hoʻopili Station」です。

ここまでの駅は、だだっ広い野原の中にありました。ここから先は違います。町に入っていきます。

4番目の駅「West Loch Station」
カポレイです。この駅はドンキホーテの駐車場とつながっています。

ドンキホーテの駐車場側に来てみました。そうそう、この駅にはまだ、テントのような屋根は貼り付けてありませんでした。

線路は、ファーリントンハイウェイに沿って造られています。道路に沿ってそのまま東へ進み…

ワイパフまでやってきました。
5番目の駅「Waipahu Transit Center Station」

この駅もけっこう完成に近い感じですが、よく見ると、何かが取り付けられるのを待ってる感じの場所がいくつもありました。

パールシティーに近づいてきました。

と、いきなり海側の広い土地に複数の線路がドバーッと現れます。車庫です。

4両編成の電車が3本並んでました。この写真には3本しか写っていませんが、右の奥にも2本停まってました。

このあたりには、リーワード・コミュニティ大学があります。6つ目の駅はその駐車場の前にありました。
6番目の駅「Leeward Community College Station」
あ、この写真には写っていませんが、この道路の下を通過する通路があるようで、右に大きな出口が設けられていました。

この駅は道路沿いにあるので、近くから見ることができました。けっこう出来上がっています。そして、テントの屋根はやっぱりまだありません。

ここから、車庫に入ることができるみたいです。が、セキュリティーのおじさんがいらっしゃったので入れませんでした。

次の駅は6番目の駅の目の前です。
7番目の駅「Pearl Highlands Station」

ローカルなショッピングセンター「パールハイランドセンター」に直結している駅ですね。ここもテントの屋根はありません。この先も、テントの屋根を見ることはありませんでした。

8番目の駅「Pearlridge Station」
パールリッジステーションという名前ですが、パールリッジセンターとは直結していません。そして、この駅のホームはまだ完成していない感じです。

団地みたいなコンドミニアムの目の前でした。

9番目の駅「Aloha Stadium Station」
アロハスタジアムに近い駅。ここもアロハスタジアムには直結していません。ちょっと歩かないとアロハスタジアムへは行けません。

パールリッジの米軍エリアを通る際に、一瞬、線路が見えたので写真を撮ってみました。日本の鉄道に比べて高架が細いので、単線じゃないのか? とおっしゃる方がいらっしゃいますが、ホノルルレールトランジットは複線です。それが分かる写真です。遠くにちょっとだけ見えただけなのでキレイじゃなくてすいません。
ちなみに、日本と比べて、とても細くて小さい電車です。なのでこんなに細い高架になったみたいです。

10番目の駅「Pearl Harbor Naval Base Station」
軍関係の人が乗り降りする駅みたいです。駅の工事はまったく始まっていません。
え? これが駅? と思われるかもしれませんが、駅は、コンクリートの橋脚のところに模様が付けられます。一部模様のついた橋脚が見えているので、ここは間違いなく駅になる場所です。

この辺りから、工事現場はどんどん寂しくなり、高架すら出来ていない感じになってきます。

おお、橋脚だけしかない!

ダニエル・K・イノウエ国際空港前です。いやしかし、この辺りの高架はめっちゃ高い。こんなところを走ったら、見晴らしいいでしょうね。

ダニエル・K・イノウエ国際空港に造られる11番目の駅「Honolulu International Airport Station」です。
へなしゅんが見ているホノルルレイルトランジットのWEBサイトでは、ホノルル・インターナショナル・エアポート・ステーションと表示されているのですが、まだ修正されていないだけなんでしょうか? いずれ、これもダニエル・K・イノウエ・インターナショナル・エアポート・ステーションになるのでしょうか?

ここから先は橋脚の姿も見えなくなります。まったく工事が始まっていない感じ。

ううむ、何もありません。

駅の連絡通路らしきものが現れました。地図で確認してみたら、12番目の駅がある場所でした。
12番目の駅「Lagoon Drive Station」
いやしかし、こんなところに駅を造って、降りる人はおるんやろうか?

駅が造られるであろう場所に、ホノルルレイルトランジットの工事をやってる印をつけたトラックが停まっていました。このクルマに乗ってやってきた人はどこへ行ったんやろう?

再び橋脚が造られ始めました。

ここから先は、工事現場というよりも、まずは土地を整備しているという感じです。
13番目の駅「Middle Street Transit Center Station」
なんでこんなところに駅を造るんや? と思ってしまいますが、ここはいくつものバスの終点となる、トランジット・ステーションの目の前なのです。ここで、バスに乗り換えたりするのですね。

そこから先、所々、工事中の現場はありましたが、基本的にいつもと変わらない道が続きます。このあたりが工事現場で渋滞続きになるのはいつのことなのでしょう?
以上、リアルレポートでした。
<2020/02/04の情報です>
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美しい夕景を横目にハワイの宴ルアウショーを楽しむ フラやタヒチアンダンスをはじめとしたポリネシアンの島々の魅力的なダンスや大迫力のファイヤーダンスは、ハワイ滞在中に一度は見ておきたいもの。オアフ島の西海岸カポレイ地区のビーチ沿いで、まるで親しい友人宅の庭で開かれるホームパーティーに招かれたかのような昔ながらの伝統的なルアウシ…

- へなしゅん
- 福井県若狭地方生まれ。30歳を越えてからハワイ情報サイトの編集長としてハワイ入りし、ハワイ生活は20年超え。現在は日本で「ハワイ」を追い求める日々。WEBをやっているけれど、WEB技術は20年前レベル。英語も満足に話せないまま。ハワイ史が好きでいろいろ調べたけれど、ハワイの象徴・フラは未経験、ウクレレもハワイ語もすべて中途半端なレベルというダメなおっさん。でも、記事は細かく作っている(つもり)。





