オアフ島経済などの再開に向けた段階的システム「ティアシステム/Tier System」における【Tier 4】への規制緩和は、従来の【Tier 3】の一部規制変更を発表した3月11日から初の移行となり、この3ヶ月間で島内のワクチン接種が順調に進んだ結果となりました。ハワイ州における6月10日時点のワクチン接種完了率は54%を記録しており、オアフ島では今後、住民の60%が接種を完了した時点で【Tier 5】へ移行、70%の完了ですべての規制を撤廃するとしています。
【Tier 4】への移行による主な規制緩和の内容は以下の通りです。
・25名までの屋外集会(屋内は1グループ10名のまま)
・スポーツイベントの屋内開催(観客収容は33%まで)
・ナイトクラブ、カラオケバーの営業再開(事前検査での陰性証明取得、またはワクチン接種者のみ。収容50%まで)
・200名までの屋外結婚式
・コンサート、コンベンション等の屋内イベントの開催(予防対策を行い、事前検査またはワクチン接種者のみ。収容50%まで)
・屋外イベントの開催(予防対策を行い、収容33%まで。事前検査での陰性証明取得、またはワクチン接種者のみの制限付きで収容67%まで)
ブランジアーディ市長は「新型コロナウイルスとの闘いに引き続きコミュニティで一丸となって取り組んでいきます。さらなる規制緩和、ティアシステムの撤廃にはワクチン接種がカギとなっています」とコメントしています。
新しいティアシステムでは、従来のように週ごとの感染者数に基づいてティアを検討するのではなく、ハワイ州におけるワクチン接種率に紐づけて評価され、住民の60%が接種を完了した時点で【Tier 5】へ移行する予定です。
グラフ出典(英語):https://www.oneoahu.org/reopening-strategy
そんな賑わうワイキキの様子は、動画でもご覧いただけます。
<2021/06/11の情報です>
