2019.06.27|モロカイ島

素朴なハワイが感じられる、モロカイ島日帰り観光へー前編ー

リラックス

ちょっとノスタルジックなハワイらしさが残る島、モロカイ島。素朴なハワイを感じられるモロカイ島を観光する、オアフ島発着の日帰りツアーができました。

今回の旅はモロカイ島。
世界的に有名な観光地、ワイキキのあるオアフ島、キラウエア火山とスバル天文台のあるハワイ島(ビッグアイランド)、ホエールウオッチングが有名なマウイ島、シダの洞窟やワイメア渓谷があるカウアイ島、これらの島は耳にしたことがあるハワイ通の方も、モロカイ島に行ったことのある方は少ないのではないでしょうか。


オアフ島(地図左上)とマウイ島(右下)のあいだ、地図上の赤いピンがモロカイ空港(空港のある地名をとって、ホオレフア空港とも呼ばれます)です。島の大きさは、東西61キロ×南北16キロ、琵琶湖くらいの面積です。ハワイ諸島の中では5番目に大きな面積の島です。ちなみに、人口は約7000人程度で、うち約半分がハワイアン(またはその血が入っている)と言われています。島の通称は「フレンドリー・アイランド」。みんな知り合い、みんな仲良し、みたいな優しい雰囲気が魅力の島です。


さて、今日はオアフ島から日帰りで観光して戻ってくるプランですので、ダニエル・K・イノウエ空港(ホノルル空港)へは早朝6時前に到着。フライトはHA602便(6時55分発)に乗りました。指定されたゲートにやってきましたが、待合室の人はまばら。そして、飛行機はプロペラ機です。歩いて飛行機に搭乗という、稀な経験もできます。


機体はキレイでしたが、40名ちょっとの定員みたいで席は少し狭め。フライト中はお水かジュースのサービスがありました。


プロペラのためいつもと少々違う振動を感じますが、重量が軽いようで機敏なフライトです。


10分少々の飛行で、モロカイ島の西端に差しかかりました。建物らしきものは? 見当たりません!?


着陸のために高度が下がると、赤土の大地が見えてきました。真ん中の道路は舗装されているのでしょうか。


オアフ島から30分ほどのフライトで、モロカイ島の空港へ到着しました。静かだし、なんだかのどか。


目の前ですが、飛行機からはまた歩いてターミナルへ移動します。ターミナルに入ったと思ったら…あっこれもうゲートだったんですね。


本日お世話になるドライバー&ガイドのDanさんが待っていてくれました!


空港の出入り口には、モロカイ島のイラストが飾ってありました。早速クルマに乗り込んで、まずは空港から10分ほど走ったところにある、コーヒー・オブ・ハワイへ。


コーヒーショップとギフトショップが併設されたようなお店です。


Danさん曰く、モロカイ島のコーヒーは、ハワイ島のコナコーヒーと同じ品種で、違うのは、少し酸味が強く感じられること、だそうです。オススメはMalulani EstateとMoloka’i Muleskinner。試飲できます。


コーヒーと一緒に、モロカイ島でいちばん有名といわれるカネミツベーカリーのパンを試食。間に挟まれたブルーベリージャムの甘さとコーヒーの苦さがいい感じです。


信号が一つもないモロカイ島。もちろん渋滞もなく、順調に行程は進みます。まずは、カメハメハ5世のココナッツグローブへ。敷地内には入れませんが、すごい数のヤシが植えられています。1860年代にカメハメハ5世が植えたもので、現在でも数百本はあるそうです。


そして次は、島の中心、カウナカカイにあるハワイ州最長(1キロ)といわれる桟橋を通ってハーバーへ。ここは、ヨットやフェリーが停泊できる港で、定期的に物資を運んでくる貨物船も停泊できるつくりになっているとのこと。長い桟橋になったのは、モロカイ島の主要な場所が遠浅なので、大きな船が停泊できず、深さのある沖にハーバーを作らざるをえなかったためだそうです。


車窓から、モロカイ島唯一のホテルといっても過言ではない「ホテル・モロカイ」を見学。ポリネシアン風の2階建ての建物がいくつか並んでいました。クラシックだけど小ぎれいで暖かそうな雰囲気。モロカイ島では、ヤシの木の高さ以上の建築物は法律で建てられないことになっているため、高層ビルはないのだそうです。



ホテル・モロカイからほんの少しクルマを走らせると…オネ・アリイ・ビーチパークに着きました。ここは、ハワイの王族の静養地ともいわれているそうですが、日本人移民の記念碑もふたつ設置されていて、当時の日本人とハワイアンとの絆を表しているように思えます。

ここからは、天気が良ければラナイ島やマウイ島を望むことができますが、この日はあいにくの雲で、残念ながら見ることができませんでした。


さて、ビーチを出発したら15分ほどで次の目的地である「聖ジョセフ教会」へ。



ここはオアフ島ダウンタウンのものとは異なり、ダミアン神父の等身大の像が設置されています。なんでも、左手には不思議な力が宿っているとの言い伝えもあり、触れておくと何か良いことがあるかもしれません。


教会は1876年に設立されたものですが、綺麗に維持されていて、内部も自由に見学できます。カトリックの教会で、左にはダミアン神父の模写も掲げられていました。


モロカイといえば、なんとなく「ハンセン病の患者を隔離していた島」という知識はありましたが、そこで活躍したダミアン神父と同様に、聖マリアン・コープ、そしてこの像のブラザー・ジョセフ・ダットンなど、まだまだ知らない偉人たちがいた、ということをDanさんに説明してもらいました。

―後編に続く―

<2019/04/18の情報です>

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