2019.07.19|ハワイ島

へなしゅん的ハワイ事典

へなしゅん的ハワイ事典 – モクアイカウア教会

遊ぶ/体験する

初代カメハメハ王が亡くなった後、2世の摂政をしていた残された妻・カアフマヌは、男尊女卑なハワイ古来の風習を無くしました。ハワイを統一したカメハメハ一族の王位を守るためだったのではないか、と言われています。そんな時、ハワイにキリスト教の宣教師がやってきました。1820年のことです。

混沌としていたハワイ王国にとって、それは絶妙のタイミングでした。カアフマヌはキリスト教を取り込むことにします。ハワイ王朝はキリスト教に入信し、自由と西洋文化を受け入れました。

この時、ハワイ王国に受け入れられたキリスト教が、ハワイで初めて建てたのがモクアイカウア教会です。ハワイ島の海岸線にある町「カイルア・コナ」は、初代カメハメハ王が晩年過ごした場所でしたが、他の宗教を排除したいキリスト教はそこにあるハワイ古来の宗教施設を壊します。そして、その近くにモクアイカウア教会を造りました。

最初に造られた木製の教会は火事で消失します。現在の教会は1836年から造られはじめたもの。溶岩や砂、砕いたサンゴなどを水で混ぜたモルタルで造られているので、独特の雰囲気があります。ちなみに、オアフ島で一番古いカワイアハオ教会は1838年から始まり、建てられたのは1842年です。

へなしゅん
へなしゅん
福井県若狭地方生まれ。30歳を越えてからハワイ情報サイトの編集長としてハワイ入りし、ハワイ生活は20年超え。現在は日本で「ハワイ」を追い求める日々。WEBをやっているけれど、WEB技術は20年前レベル。英語も満足に話せないまま。ハワイ史が好きでいろいろ調べたけれど、ハワイの象徴・フラは未経験、ウクレレもハワイ語もすべて中途半端なレベルというダメなおっさん。でも、記事は細かく作っている(つもり)。

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