2019.08.07|オアフ島

もう少しハワイを知ってみる

もう少しハワイを知ってみる*オアフ島の最西端。ハワイアンの霊がここから天に昇るとも言われている場所

ネイチャー
  • ヨコハマベイの公園内を通る道は、やがて舗装が終わり、がたがた道になります。
  • 未舗装の道は海沿いをどんどん進んでいきます。振り返っても道路は見えません。
  • 未舗装の道なのでけもの道かと思いきや、整備された形跡が残っています。
  • 鉄道跡の枕木発見。そうです。かつてここには鉄道が通っていたのです。
  • オアフ島の最西端、カエナポイントに近づくと、そこにはゲートが設けられています。ここから先は、野鳥の保護区なのです。
  • 鉄道が通っていたらしき跡。当時はこの辺りにも駅があったそうです。
  • オアフ島の最西端が近づいてきました。
  • カエナポイントの灯台です。
  • カエナポイントから東を振り返ってみました。写真右が今歩いてきたヨコハマベイ方面。写真左の先にあるのはハレイワ(ノースショア)です。
  • このあたり、時々モンクシールが現れます。この日はいませんでした。
  • 家族連れがノースショア方面へ向かって歩き始めました。あちらからやってきたみたいです。

オアフ島の西へ続くFarrington HwyはYokohama Bayで終わっています。舗装された道はそこで終わっていますが、未舗装の道はさらに西へ進んでいます。

週末になると、Yokohama Bayにクルマを停めて、この未舗装の道を歩く人々がいたりします。

未舗装の道は、歩き始めた頃は「けもの道」のように思えます。が、歩いていると人工的に整備されていたような形跡を見つけることができ、かつては活用されていた道であることがわかります。

やがて、並んだ枕木を見つけて驚きます。ここには、かつて鉄道が通っていました。チャイナタウンからカフクまで走っていた、サトウキビ列車の線路跡なのです。

サトウキビ列車は、1947年まで通っていたと言いますからそんなに古い話ではありません。でも、ほとんど何も残っていません。

大地を削って造られている線路跡を眺めながらどんどん先へ進みましょう。その岬に小さな灯台が立っています。カエナポイントです。

カエナポイントは、オアフ島の西にあります。太陽が沈む側にあるので、太古のハワイでは「魂が旅立つところ」と言われていました。体を正しく使い果たすことができた人が、気持ちよく旅立つことができるのだそうです。

カエナポイントもそこまでの道も、街とはまったく違う別世界です。自然のハワイを感じることができるステキな場所ですが、歴史を知ってから行くと、もっと感じるものがあると思いますよ。

村上智洋xへなしゅん
カンボジア、ベトナム、グアムなどH.I.S.の海外支店を渡り歩き、2017年3月にハワイ着任した男、村上智洋。各国での生活や体験は子どもにとっても貴重な機会ととらえ、その場所の空気や様子を直に感じ取ってくれることを願いながら、週末ごとに「プチ探検の旅」に出かける日々。8歳と6歳の息子ふたりと新たなハワイを発見すべく、子どもにも安全に楽しめる「もう少しハワイを知る」散策を続けている。 このことを聞きつけたへなしゅんが、その場所をへなしゅん的に紹介することで、村上以外のハワイ好きが【もう少しハワイを知る】手助けになれば、と乗り出して連載スタート。編集部員にヤイヤイ言われながら、書き綴っている。

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