ハワイの州魚。日本語では「タスキモンガラ」と呼ばれているフグ目モンガラカワハギ科の魚です。
全長30cmないくらい。フムフムヌクヌクアプアアというのはハワイ語で、ハワイではそう呼ばれています。「豚のような鼻をした無骨な魚」という意味の名前で、確かに目と口元の間が離れていて、とぼけたような顔に見えます。捕まえる(警戒する)と「ブーブー」と鳴いたりするので名前に「豚」とついているとも言われます。ほとんど見かけませんが、日本近海でも場所によっては見かけることがあるそうです。食用ではなく観賞用と言われていますが、食べちゃう人もいるみたいです。ただし、ウロコが硬かったりして調理しにくいです。わざわざ食べることはないかも。
似たようなサカナがいますが、フムフムヌクヌクアプアアだと見分ける特徴が一つあります。尾がついている体後方に「く」の文字のカタチをした模様がついているのです。斜線状になってたり、全体的に色が違ってたりするサカナは別のものです。見た目がぼんやりした感じの可愛いサカナですが、けっこう活発で、他の魚に対して攻撃的になることがあります。雑食性で、海藻やウニなどだけでなく、他の魚を食べてしまうこともあります。
<2019/11/01の情報です>

- へなしゅん
- 福井県若狭地方生まれ。30歳を越えてからハワイ情報サイトの編集長としてハワイ入りし、ハワイ生活は20年超え。現在は日本で「ハワイ」を追い求める日々。WEBをやっているけれど、WEB技術は20年前レベル。英語も満足に話せないまま。ハワイ史が好きでいろいろ調べたけれど、ハワイの象徴・フラは未経験、ウクレレもハワイ語もすべて中途半端なレベルというダメなおっさん。でも、記事は細かく作っている(つもり)。