2019.10.25|オアフ島

へなしゅん的ハワイ事典

へなしゅん的ハワイ事典 – ハイビスカス

ネイチャー

ハイビスカスにはいろんな種類があります。その中で、ハワイ州花とされているのが、黄色のハイビスカスです。1988年までは赤いハイビスカスが州花だったそうです。色によって花が持つ意味が違っていて、赤は「勇敢」、黄色は「輝き」です。黄色に変わった理由がわかる気がしますね。州の花ですが、「ハイビスカス」という言葉はハワイ語ではありません。ハワイ語ではこの花は「アロアロ(Aloalo)」と言います。キリスト教伝来と一緒にやってきた新しい花ではなく、ポリネシアからの移民たちと一緒に12世紀ごろハワイ諸島へ上陸した花なのです。ハワイ州花とされている理由もよくわかります。

ひとつひとつの花に神が宿ると言われていて、マナを得るためにも大事にされています。ちなみにマナとは、日本神道で神から得る「運気」のようなもので、太平洋の島々で信仰されている原始宗教の概念です。ハワイアンの文化を理解してこそ、ハイビスカスの魅力を知ることができるかもしれません。

ハイビスカスの花は、ハワイでは年中咲いています。ハイビスカスの開花時期を5〜6月と紹介している記事があったりしますが、それは日本でのことなんですね。ハワイでは年中、いつでも花を見ることができます。

へなしゅん
へなしゅん
福井県若狭地方生まれ。30歳を越えてからハワイ情報サイトの編集長としてハワイ入りし、ハワイ生活は20年超え。現在は日本で「ハワイ」を追い求める日々。WEBをやっているけれど、WEB技術は20年前レベル。英語も満足に話せないまま。ハワイ史が好きでいろいろ調べたけれど、ハワイの象徴・フラは未経験、ウクレレもハワイ語もすべて中途半端なレベルというダメなおっさん。でも、記事は細かく作っている(つもり)。

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