2019.12.06|オアフ島

ワイキキを飛び出して、小さな冒険へ

ワイキキを飛び出して、小さな冒険へ*冬ならではの楽しみ! ノースでサーファーウォッチ& ハレイワタウンをめぐる9時間

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大都会のワイキキを飛び出して、オアフ島の個性的な街や大自然を満喫してほしい! というおせっかいな気持ちでスタートした企画の第2弾。今回はこれからの季節(11月~2月頃)ならではの、ローカルタウンのお楽しみを紹介します。目的地はサーファーのメッカとして知られるノースショア。冬に押し寄せるビッグウェーブに挑むため、世界中の腕利きサーファーが集まるビーチを一番のお目当てに、ワイキキから一路北を目指します。ノースショアの入り口に位置する街、ハレイワでは、プランテーション時代に思いを馳せつつ、街をじっくり散策してみましょう。

8:00 レンタカーを借りてワイキキを出発!
ハレイワ&ノースショアへはレンタカーが一般的。H1、H2とひたすら走り、ワヒアワを抜けると赤土の大地が広がり、いっきにローカル感が増します。ワイキキから約1時間のドライブですが、運転に自信がない人はハレイワ&ノースショアを巡るツアーに参加するのがおすすめです。

9:00 ハレイワタウンに到着。朝食はどこにしましょう?
ワイキキから北上すること約1時間。色とりどりのレトロな木造の建物が並ぶハレイワのメインストリートに到着です。物販のお店はだいたいどこも10時頃のオープンですが、ほかのエリア同様、ハレイワのカフェの開店も早い! サーファー御用達のカフェで淹れたてのコーヒーでドライブの疲れを癒しましょう。食い意地が張っている私は、朝食も抜いてハレイワへ向かいます。出来るだけ多くのグルメを楽しめるよう、胃袋を空っぽにしておくのが鉄則です。

サーファーの街へ来た! と感じられるのがザ・ビート・ボックス・カフェです。ハレイワの老舗自然派グローサリーストアであるセレスティアル・ナチュラル・フーズの奥にあったお店が、数年前に独立した店舗を構えました。ほとんどの食材がオーガニックで、ビーガンメニューも多数。普段肉食で、こってりしたものばかり食べる私も、ここへ来たらヘルシーコンシャスなサーファーに倣ってカカオボウルとか食べちゃいます。(営業は7時からです)

朝6時半から営業しているコーヒー・ギャラリーも、取材の合間に必ず立ち寄ってしまうお店の一つ。コーヒーのおいしさはもちろんなのですが、なぜかここへ来ると食べたくなるのがキャロットケーキ…。特別な個性があるわけではないのに、どれだけ満腹でも、必ずこれだけは食べずに帰れないのです。一度お試しあれ。

10:00 ハレイワの街をブラブラ。
一息ついたら、レトロな街を散策しながらショッピングを楽しんで。ハレイワ・タウン・センターなどの施設を中心に、路面店もくまなくチェック。プランテーション時代の面影の残る街はどこか懐かしく、買い物に無関心の殿方も含め、年代を問わず魅力を感じられる街のように感じます。

ショッピングは女の専売特許! といわんばかりに、女性が喜ぶお店が多くなりがちなのは万国共通。ですが、男性の皆さん、朗報です。こちらのナンバー808はむしろメンズメイン。最近は2号店、3号店と多店舗にしていくお店が多い中で、こちらのお店はハレイワだけ。オリジナルアイテムも多いので、わざわざ行くべき価値アリ! です。そうそう、作家モノの雑貨やレディースものも並ぶので、女性の方もご安心を。

13:00 ランチはノースショアの名店でプレートランチ
ハレイワの街を後にして、さらに北上。ランチはテッズ・ベーカリーでいただきます! ハウピアパイで有名なお店ですが、オーナーに初めて取材したときに「うちはハウピアパイだけじゃない! うまいプレートランチがあるからとにかく食べて行け!」と熱く語られ、初めてプレートランチを頂いてそのおいしさに開眼して以来、私の中でこちらはスイーツの名店ではなく、プレートランチの名店になったのです。個人的なおすすめはガーリックシュリンプとBBQショートリブ。特定のプレートをオーダーするとケーキをおまけでもらえるサービス、今も健在だといいのですが…。(もし今もあれば、ケーキの冷蔵庫に張り紙があるはずなのでチェックしてみてください!)

14:00 冬のノースショアでサーファーの雄姿に魂が揺さぶられる体験を
冬のノースショアといえば、ビッグウェーブに挑むサーファーの姿を目撃せずに帰れない! 世界中のサーファーの聖地、エフカイ・ビーチへ向かいます。オアフ島の海が、季節によって波の高さが全く違うことは有名な話。特にノースショアの海は、冬と夏でその姿をガラリと変えます。冬(11月~2月頃)のノースの海は、入るものを拒むようなビッグウェーブが押し寄せ、腕に覚えのあるサーファーでさえ命がけです。
「海水浴が楽しめないのに何が楽しいの?」という声が聞こえてきそうですが、波が崩れた時の地鳴りのような音、パイプラインと呼ばれる美しい波の様子を見ているだけで時間を忘れてしまいます。何より、自然への畏怖の念を抱きつつ高さ20フィートもの大波に挑むサーファーの姿は神々しくもあり、祈るような気持ちで見入ってしまうのです。

エフカイ・ビーチのほかにもラニアケア・ビーチやワイメア・ビーチと有名ビーチが並ぶので、時間があればビーチホッピングを楽しむのもいいかもしれません。夕日が有名なサンセット・ビーチで夕日を拝むのもいいですが、日没までノースショアで過ごすということは、帰り道は真っ暗。治安面でも不安なので、レンタカードライブの場合は明るいうちに退散するのがおすすめです。

photos:AKIRA KUMAGAI

<2019/11/20の情報です>

  • ホノルル(オアフ島)

    ハレイワシャトル

    安心・便利なシャトルバスで、人気郊外タウンのハレイワへ ワイキキを出発したらまずはドールプランテーションに立ち寄り。休憩&おみやげ探しを楽しんだら、ノースショアのハレイワへ向かいます。サーフショップやセレクトショップが軒を連ねるハレイワ地区での散策は、2時間45分のフリータイムで満喫。一度は行ってみたい街のひとつです。※写真はイメ…

    $56.00

    6時間 〜

横井直子
ハワイを中心とする海外ガイドブックの編集に携わる島好きフリーランスエディター&ライター。主に旅行やグルメネタを扱い、これまで携わったハワイ本は100冊以上。ハワイ渡航回数は50回超え、滞在中は1日6〜8食を心がけるフードファイター。ハワイと肉と揚げ物を、こよなく愛する。オアフ島での過ごし方を時間帯別で紹介した著書「Hawaii guide 24H」が好評発売中。

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