ハワイ島のヒロ地区で行われるフラ最大の祭典「メリーモナークフェスティバル/Merrie Monarch Festival」。例年は一週間にわたり、フラの競技会だけでなく、クラフトフェアやパレードも行われる、街を上げた大規模イベントなのですが、今年は競技会のみの無観客開催が決定しています。ニューノーマルな基準に沿って、出場ハラウには陰性証明の提出や、ハラウ単位での自己隔離措置が取られ、地元ヒロ住民と出場ハラウ、大会関係者への健康と安全にも配慮された中での開催となります。
競技会はハワイ時間の6月24~26日の3日間、無観客の会場で開催され、例年の半数程度の15ハラウ、20名以下で構成されたダンサーで行われることになりました。
参加ハラウは
Hālau Hi‘iakaināmakalehua
Hālau Hula ‘O Nāpunaheleonāpua
Hālau Hula Ke ‘Olu Makani O Mauna Loa
Hālau Hula Olana
Hālau I Ka Wēkiu
Hālau Ka Lei Mokihana o Leinā‘ala
Hālau Ka Liko Pua O Kalaniākea
Hālau Kala‘akeakauikawēkiu
Hālau Kekuaokalāʻauʻalaʻiliahi
Hālau Keolakapuokalani
Hālau O Ka Hanu Lehua
Ka Lā ‘Ōnohi Mai O Ha‘eha‘e
Kawai‘ulaokalā
Kawaili‘ulā
Ke Kai O Kahiki
の15ハラウ。
若手クムフラ率いる勢いのあるハラウもあれば、長年連続出場を続ける有名ハラウも名を連ねています。出場ハラウのフラの完成度はもちろんですが、選曲や衣装、装飾品、使用するフラ用具もフラ関係者の注目の的で、その年のフラ界のトレンドを左右するともいわれています。ぜひ注目してみてください。
競技会の様子と入賞者などの発表は、ハワイでは、7月1~3日に「Hawaii News Now (KFVE)」で放映予定です。例年はインターネット配信等も用意されているのですが、今年の発表はまだですので、日本の皆さんが視聴できる方法が分かり次第、続報させていただきますね。
メリーモナークフェスティバルに出場するダンサーたちも、健康と安全に配慮して、同様にオンラインレッスンが続いたハラウもあったようです。
長年フラの世界で活躍されているクムフラ・マリ ヘイズさんから直接教わることができるオンラインツアーは、都合により延期となり、6/5(土)は不催行となりました。
フラソングばかりを集めた【音楽でハワイ~フラ メレ編~】動画もご紹介します。メレはハワイ語でチャント(詠唱)、歌、詩の意味です。音楽でもフラの世界に触れてみてはいかがでしょうか。
出典:ハワイ州観光局
<2021/06/01の情報です>
