2023.03.30|オアフ島

拾ったゴミがアートや製品に! サーフィンコンセプトの新ホテル「ツイン フィン」x海洋環境保護団体「パーレイ」ビーチクリーン報告

マラマハワイ

サーフィンをホテルのモチーフに大規模改装を完了した新ホテル「ザ ツイン フィン/The Twin Fin」と、拾い集めたプラスチックごみがオブジェになったり、ペットボトルがエコバッグに変身したり、自身のボランティア活動の結果が製品となって、また地球のための活動資金になる、そんな素敵なサイクルを確立している「パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ/PARLEY FOR THE OCEANS」とが提携し、観光客でにぎわうワイキキビーチで、ビーチクリーンアップイベントを行いました。


「ザ ツイン フィン/The Twin Fin」がパートナーシップを開始したニューヨーク発の海洋環境保護団体「パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ/PARLEY FOR THE OCEANS」とのビーチクリーンアップイベントが開催されました。


「ザ ツイン フィン」の旧名称はアストン ワイキキ ビーチ ホテル。カラカウア通り沿いのダイヤモンドヘッド側に位置するホテルです。



数百万ドルをかけた大規模な改装工事を経て、2022年11月にサーフィンとサーフカルチャーをコンセプトにしたホテルとして新しくオープンしました。未来世代のために、より綺麗な海を守ろうと活動している「パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ」の取り組みに共感し、パートナーシップを発表しています。


ロビーエリアには「パーレイ」のクリーンアップイベントで拾い集めたリサイクルプラスチックを使って作り上げた「Tha Wave」という名の、波をモチーフにしたアートあります。環境を守りながらも、楽しんでもらえるようなクリエイティブな作品を作っているのも彼らの取り組みです。


今日のビーチクリーンアップの受付は、ザ ツイン フィンの向かい側のワイキキビーチ。当日はおよそ100名が参加しました。


ビーチクリーンアップ用に、ごみ袋、手袋、バンブースティックの貸し出しがありますので、事前に用意しなくて大丈夫です。ただ、ごみを拾う際、ガラスの破片などもあるので、足元はスニーカーや指がでない靴が安心かもしれません。


ビーチクリーンアップのルートは、受付したテントからスタートし、デュークカハナモク像近くのバニヤンツリーまでの間でした。普通に歩くと10分くらいの距離感です。ワイキキビーチやカラカウア沿いをゆっくり歩きながらごみを探していきます。


この日はあいにくの曇り空でしたが、気持ちいい風と波の音を聞きながら砂浜をじっくり見ていきます。お菓子の袋やプラスチックのフォークなど、ワイキキビーチを楽しく堪能した方たちのごみをいくつか見つけました。風で飛ばされてしまったり、持ち物からこぼれ落ちたり、故意ではないものも多いのではないでしょうか。


早朝からたくさんの方で賑わうワイキキビーチは、いつだって安心してくつろげる綺麗な場所でありたいですよね。


ごみは砂浜だけでなく、この植え込みの中にも隠れていることにも気づきました。隠してしまいたい気持ちになってしまったのでしょうか。ここだけは吸い殻やガラスの破片、ゴーグル、片方だけのビーチサンダルなど、いろいろ出てきました。ちょっと残念ですね。


岩の間にガラスの破片が挟まってるのを発見しました。大人なら隙間にまでは入り込めなくても、小さなお子さんなら届いてしまうかもしれず、危ないですよね。先ほど受け付けてもらったバンブースティックが、細かいところのごみ拾いで役に立ちます。


大きなバニヤンツリーのところまでやってきました。このザ ツイン フィンのテントがゴールの目印です。



ゆっくり20分ほどしか歩き回っていないのに、ごみは1kgくらい拾えたようです。今回のビーチクリーンアップで目立ったのは、ガラスや吸い殻、お菓子の袋などでした。


先ほどのルートとは別にバニヤンツリー周辺にどれだけの吸い殻のポイ捨てがあるか。皆で拾いに行ってみました。この周辺だけでこのトレイと同じ量3つ分が10分ほどで集まりました。このバニヤンツリーの後ろの芝生エリアには、「SMOKING PROHIBITED BY LAW(法律により禁煙)」と書かれているにも関わらず、悲しい現実でした。遠目には美しく見えるワイキキビーチも、近寄って探してみるとゴミはあるのだ、ということも良くわかりました。

今回のイベントには100人近くの方が参加され、気持ちのいい一日を皆でスタートすることができました。ハワイ現地の人々と交流もできるビーチクリーンアップは、大好きなハワイを一緒に守っていこうと、より感じさせられる素敵なイベントでした。今後も、旅行者の皆さんも参加できるビーチクリーンアップを実施予定とのこと。大好きなハワイを一緒に守っていく素敵なプログラムだと感じました。


そして、「パーレイ・フォー・ジ・オーシャンズ」が海から回収したペットボトルを再生して作った「パーレイ オーシャンバッグ」が、日本でも購入可能です。海洋プラスチックのアップサイクル商品は、少し前にアディダスとのコラボが日本でも話題になりました。

1枚のバッグには約5本の廃棄プラスチックボトルが使われています。上質なリサイクル素材で作られたおしゃれなバッグ(4880円)は、環境への意識を高めるだけではなく、カラー展開も豊富なのでファッションのアクセントにもなってくれるはずです。


広げてみるとこのようにパソコンも入る大容量サイズです。各バッグの売り上げの一部は「パーレイ」の活動資金となりますので、商品購入が環境保全にもつながる商品です。

現在「パーレイ オーシャンバッグ」を販売しているHIS新宿本社営業所Hawaii新宿マルイ本館営業所では4月2日(日)までハワイ関連グッズの最大20%OFFセールを実施中です。ハワイ旅行のお問い合わせやご相談もしていただけますので、お近くの方はぜひお立ち寄りくださいね。

<2023/03/27の情報です>

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