「アップカントリー ファーマーズマーケット」は、今から40年以上前にハレアカラの山麓、マカワオの街のセント・ジョセフ教会で始まりました。現在はその隣町のプカラニにある「クラマル タウンセンター」で、毎週土曜日の朝7時~11時に開催されています。
取材日は7時前に到着しましたが、すでにほとんどのお店が準備を終えて営業を開始していました。人気の品々はどんどん売れてしまうので、もう少し早く来ても良かったかも。新鮮な空気とともに、景色を楽しみながら買い物ができるのは、少しだけ標高が高いここならではのポイントです。
この長年ローカルに愛されているファーマーズマーケットは、観光ツアーの立ち寄り場所になっていることもある「クラロッジ」から、車で10分ほどの山手で開催されています。クラロッジからの風景で、既に標高を感じていただけると思います。
まず目に飛び込んできたのは、色とりどりの野菜。地元で栽培されている新鮮な野菜が豊富に並んでいます。新鮮なナスやカボチャ、ニンジンをはじめ、バリエーションもなかなか豊富です。日本のスーパーで売っているものと比べるとびっくりするくらい大きなものもありますが、見慣れた野菜が多いですね。地元のお客様が多く、ローカルな雰囲気です。
いま木に登って取ってきました、みたいなココナッツも。その場で割って飲めるフレッシュなココナッツウォーターは、ビタミンやミネラルが豊富で朝の目覚めにもぴったり。
こちらは、家族経営の養蜂場「Bee Nourished」のブース。丁寧に作られた生のハチミツや、フルーツをブレンドしたもの、抹茶入りもありました。どんな味がするのでしょうか。
ハワイらしい鮮やかな色の切り花は、希望の長さを伝えれば、その場でカットしてくれます。
家庭菜園用でしょうか、ハーブや夏野菜の苗木も並んでいます。日本のホームセンターみたいですね
こちらはヤギのミルクとサトウキビを原料に作られているキャラメル。ここも家族経営だそうです。ハレアカラの斜面でヤギを飼育し、そのミルクが原料になっているそう。シンプルな材料ながら、一度食べたら忘れられない味にはこだわりが詰まっています。
メイドインマウイのチョコレートも。マウイ産であることは大切にしつつ、こだわりの原料を使ってマウイで作ることに注力している姿勢は素敵だと思いました。
麻の袋を再利用したハンドメイドのバッグ。コーヒーの保管袋が元の材料かもしれません。
そのほか、手作りの陶器など、ここでしか購入できないオリジナルの商品も多く見かけます。これらのユニークな商品はお土産にもいいかもしれませんね。
ほかにも、マウイ島で採れたもの、作られたもの、たくさんの品物が並んでいました。地産地消にこだわったものの数々は、ほかのファーマーズマーケットとは一味違いますね。ここで地元の食材を購入して、キッチン付きのお部屋で調理するのも、ファーマーズマーケットのおすすめの活用法です。
アップカントリー ファーマーズマーケットは、新鮮な食材やふたつとない工芸品、美味しい朝食だけでなく、ローカルな雰囲気を楽しむことができる場所です。次回のマウイ島訪問時には、ぜひこのマーケットを訪れてみてください。地元の人々との触れ合いや、リラックスしながらの買い物体験は、きっと楽しい思い出になるでしょう。
<2024/06/01の情報です>
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