ハレアカラは、マウイ島にそびえている大きな山です。標高3055m。木曽の御岳山と同じような高さですね。高さは似たような感じですが、ハレアカラのほうが圧倒的に大きいです。尖った山じゃなくて横幅が広いので、広い道路が山頂まで続いています。でもって、(ハワイ島マウナケアと違い)保険が適用されるので、その道をレンタカーで走ることができます。
ハレアカラはアメリカの国立公園になっています。なので、山頂を目指してドライブする途中でゲートが現れます。2019年4月時点で、入園料はクルマ1台$25.00です。クルマに何人乗っていようと料金は同じです。歩いて登ったらどうか、とか、自転車で、ご年配の方は、など細かい設定がありますので、知りたい場合はWEBサイト(英語)をご覧ください。
さてさて、ハレアカラはハワイ島マウナケアよりも1000m以上低い山です。じゃ、かなり低いのか? と思いきや、太平洋のど真ん中で突出している3055mなので、山頂から眺める景色は別世界です。地図でしか見たことがないマウイ島のカタチが真っ青な海の上に広がっています。ハワイアン航空のジェット機が、おもちゃのようなサイズで海の上を飛んでいます。雲っている日でも、山頂は雲の上です(嵐の日はそうじゃなかったりしますが)。
ちなみにハレアカラというのはハワイ語で「太陽の家」という意味です。その昔、マウイ島で一番大きかったのは島の東にあるハナという町でした。ハナから眺めると、確かに夕陽はハレアカラに沈んでいきますね。

- へなしゅん
- 福井県若狭地方生まれ。30歳を越えてからハワイ情報サイトの編集長としてハワイ入りし、ハワイ生活は20年超え。現在は日本で「ハワイ」を追い求める日々。WEBをやっているけれど、WEB技術は20年前レベル。英語も満足に話せないまま。ハワイ史が好きでいろいろ調べたけれど、ハワイの象徴・フラは未経験、ウクレレもハワイ語もすべて中途半端なレベルというダメなおっさん。でも、記事は細かく作っている(つもり)。