2022年4月18日に、連邦裁判所判決の即時発効により、ハワイ州内で着用義務が残っていた、公共交通機関のマスク着用義務が解除されました。
これにより、3月25日以降も残っていた、ザ・バスや空港等、屋内となる公共交通機関でのマスク着用義務が無くなります。またハワイアン航空を含む複数の米系航空会社も、フライト中のマスク着用は、義務ではなく選択可能なオプションへのルール変更を発表しています。
ただし、市・州庁舎などの公共施設と公立学校、病院などの各施設判断の着用要請のある場所は、引き続きマスク着用が求められます。
ハワイ州では、3月に相次いで発表された、レストランや施設利用の際のワクチン接種済み証明書、または陰性証明の提示義務の廃止と、一部を除く室内でのマスク着用義務の廃止に加えて、今回の発表により公共交通機関でのマスク着用義務も無くなり、一層の経済活動の活発化と、ポストコロナ生活への対応が進むことになりそうです。
なお、アメリカ疾病対策予防センター(CDC)は、引き続き、屋内公共交通機関でのマスク着用を推奨しています。また、ハワイ社会は穏やかな順応反応を見せており、屋内外共に混雑エリアでは自主的にマスクを着用する姿が目立つなど、法律の施行とは別に各自の判断で健康を守ろうとする姿勢が見られます。
出典1(英語):The Bus City of County of Honolulu
出典2(英語):www.tsa.gov
<2022/04/19の情報です>
