この「プリンス ワイキキ」のインフィニティプールが話題になった全面改装は2017年。
目の前にはヨットハーバーが広がる、全室オーシャンビューのツインタワーが、ハワイに到着した皆さまをワイキキの入り口で出迎える、日系ホテルです。
ロビーでは、ハワイで幸運を呼び込む魚として儀式にも使われていたヒナナという名の魚が、オププと名前を変えて生まれた清流に成魚になって戻ってくるように、お客様の再訪を願う、ハワイ在住アーティストの作品が歓迎してくれます。ホテルのデザインには、ホテルが立地する歴史ある土地にちなんだモチーフが使われており、ホテル全体を通して感じられるベージュとブルーは、ハワイの砂浜とビーチをイメージしています。
そんなハワイらしさを大切にするプリンスワイキキが取り組んでいるのが、マラマハワイ(ハワイを思いやる心)の実践です。
屋上に設置されているのはアクアポニックス。アクアポニックスとは、従来の魚の養殖(アクアカルチャー)と水耕栽培(ハイドロポニクス)を組み合わせたシステムのことで、水槽で淡水魚のティラピアを育て、水槽の水を野菜や植物が育つコンテナに送ることで植物が育ち、太陽の光で浄化された水がろ過されて、再び水槽に戻るという、持続可能で環境にも優しい循環型農耕なのです。
リリコイやベビーレタスなどが育つこのアクアポニックスは、魚の排泄物が微生物により植物にとって栄養豊富な水となるので、肥料は不要で、オーガニックな野菜ができるうえに、植物はおよそ1.5倍の速度で成長するのだそうです。ベビーレタスなら2週間程度で収穫期に! 水は循環させるので、水の必要量は通常の水耕栽培の10%程度という少なさです。
お肉やお魚料理に使われるローズマリーなどのハーブ類も元気に育っていました。
ここで採れたオーガニックの野菜たちは、ハワイアンキュイジーヌを次々と生み出すエグゼクティブシェフのジェレミー シゲカネ氏により、3階の直営レストラン「ハンドレッドセイルス レストラン&バー / 100sails Restaurant & Bar」でサラダやドレッシングにも使われています。
ハワイ旅行中の皆さまが、海とビーチを守る手助けをしていただける、ビーチクリーンアップキットのついた宿泊プランも用意されています。
絶縁ゴムの付いた軍手、ハンドサニタイザー、貸出可能なふるいも入るホテルロゴ入りオリジナルトートバッグと、使い捨てのプラスチックカトラリーを使わなくてすむ、成長の早い竹で作られたカトラリーが宿泊プランにセットされています。ふるい以外はお持ち帰りいただけます。日本語で書かれた説明カードも同梱されていますが、フロントデスクには日本語が話せるスタッフが常駐していますので、日本語で質問することもできます。
貸出可能なふるいで砂をふるいにかけると、プラスチックの破片などの小さなゴミが。ビーチタオルを広げるエリアだけでも、自身の安全確保も兼ねて、ビーチクリーンアップキットでお掃除してみるのも良いかもしれません。
このビーチクリーンアップキットのついたプランのお部屋は、高層階23~30階の「オーシャンフロントプレミア」。遮るものの無いオーシャンビューが広がります。客室の壁には、この土地に咲いていた、ビーチを浄化する作用があるといわれる小さな花、ナイオフラワーが描かれています。
広々としたパウダールームは、シャワーブースとバスタブが別。トイレも独立型のゆったりとした作りです。
アメニティは、カウアイ島発のオーガニックブランドの「マリエオーガニック」です。自然由来の穏やかな香りがハワイ滞在の幸福感を高めます。
このほかにも、一年を通じて夕日が眺められる、HIS限定「サンセットビュールーム」もあります。高層階の西側のお部屋なので、遮るものなく、ハワイの夕日をお部屋から独り占めです。
この機会にマラマハワイ(ハワイを思いやる心)のホテルに滞在するハワイ旅行はいかがでしょうか。
<2022/10/17の情報です>
-
ホノルル/オアフ島(:ワイキキ)
プリンス ワイキキ Prince Waikiki
【Wi-Fi全館有料】【全館禁煙】 ワイキキの入り口、アラワイヨットハーバーに佇む絶景オーシャンフロントホテル「プリンス ワイキキ」。 アラモアナセンターやワイキキ中心部へのアクセスも便利な場所に位置しています。 ヨットハーバーを望むインフィニティプールで、ハワイの青い海と空…
62,980円~
