ホノルルレールトランジット「スカイライン」本日6月30日開業！ 初乗車してきました

2014年から工事が進められていて、2020年の2月には工事の進捗状況をレポートしたオアフ島のホノルルの鉄道「ホノルルレールトランジット」が、ついに本日、ハワイ時間の6月30日に運行を開始しました。

今回はその第一段階として、約20分でイースト・カポレイ駅からアロハ・スタジアム駅までの9駅を結ぶ区間が開通しました。

運行初日は、14時からの一般無料開放が広報されており、多くの初乗り希望の人々が集まりました。LeaLea取材チームは14時15分頃到着しましたが、もう駅舎を囲むような長蛇の列ができていて、ちょっとびっくり！

ただ今日は改札も素通りの無料開放日でしたので、列はどんどん進み、15時頃には次の便に乗れるところまで進みました。

通常運行の際には、ザ・バスにも使える「HOLOカード」で運賃を支払います。現金等は使用できません。乗車料金は大人一人、片道が$3、1日料金は$7.5です。

駅舎の中には、HOLOカードの券売機も。7月1日から4日まではHOLOカードがあれば無料で乗車することができます。

日本の駅でも良く見かける、自動改札機が設置されています。明日からはHOLOカードをかざして入場することになります。

駅構内に進むと、エスカレーター、エレベーター、階段のいずれかで、上階のホームへ。ホームには次の便がいつくるかを知らせる電光掲示があり、転落防止ゲートも設置されていました。

車両は全４両で188席あり、車内ではWifiも利用可能です。平日は朝5時から夜7時まで、土・日曜は朝8時から夜7時までの間、10分間隔で運行される予定です。

車内は、どことなくザ・バスのインテリアに似ていました。走行はとてもスムーズで揺れも少なく快適な乗車でした。

駅に隣接する広大な駐車場は無料で、ザ・バスの乗り入れも決定しています。運賃を支払った後、2時間半以内であれば、ザ・バスへの乗り換えも追加料金なしで可能なので、今後は鉄道とザ・バスの両方を利用して、遠出をする機会も増えるかもしれませんね。

アロハスタジアム駅構内には、スカイラインの壁画や

記念写真用のパネルが設置されており、初乗車の記念に写真を撮る方がたくさんいらっしゃいました。

今後、第二、第三区間と徐々にホノルルエリアに向かって路線が伸びていく予定で、2031年までにはホノルルのダウンタウンエリアを通過したその先の、シビックセンター駅まで開通することを目標としています。最終的にはアラモアナエリアまで結ぶことを目指しており、今後も進捗が楽しみです。