12月〜4月頃は繁殖や出産のためにアラスカから寒さを避けてハワイへザトウクジラがやってきます。今の時期にしか出合えないザトウクジラを一緒に探しに行きませんか。ワイキキから車で約15分の場所、カカアコ地区のケワロ湾からホエール&ユーの船に乗り、ワイキキ沖でダイヤモンドヘッドが赤く輝く美しい朝日を見た後にザトウクジラを探します。
06:30頃 ケワロ湾に到着。冬はハワイでも朝は冷え込むのでトレーナーなど羽織るものを持って、暖かい服装がおすすめです。また安全上、船の中では素足になるので脱ぎやすいサンダルなどでお越しいただくとよいです。航走中は風が強いので帽子をお持ちになる場合は、飛ばされないように気をつけてくださいね。
07:00 船長さんから注意事項の説明を受け、いよいよ出発です! 荷物は座席の下に入れられますが、貴重品などは持たず、最小限でお越しくださいね。
船には、ポイ(タロイモ)ドーナツとコーヒーや紅茶、お水のサービスがあるので、軽めの朝食をここで召し上れます。温かいドリンクと優しい甘さのドーナツで目が覚めます。
航走中は船の前方部分や二階にも行くことができます。爽やかな朝の景色を楽しみながらワイキキ沖へと進んで行きます。
取材日のサンライズは7時過ぎ。ダイヤモンドヘッド越しに昇ってくる美しい朝日を見ることもできました。ハワイに暮らしていても、ダイヤモンドヘッドから昇る日の出を見ることはなかなかなく、早起きして良かったなと思えた瞬間でした。
二階では船長の運転を見ることができますよ。カメラロールがダイヤモンドヘッドと朝日の写真でいっぱいになるほど何枚も撮影してしまう美しさ! 皆さん写真を撮り合いっこしていました。もちろんクルーの方々も撮影してくださるので思い出の一枚をぜひ残してくださいね。
空が徐々に明るくなってきました。ワイキキビーチではサーファーが波待ちしている姿も。ハワイらしい風景も海の上から見るとまた違って見えるものです。
ケワロ湾から30分ほど進み、いつも見ているダイヤモンドヘッドの裏側あたりまで来ました。正面から見るダイヤモンドヘッドと違って、後ろはギザギザしているのです。なんだか別の場所のようで、新鮮ですよね。
航走中は船長とクルー達がザトウクジラがいないか、ガイドしながら去年や過去に現れた場所も参考にしながら探していきます。
するとザトウクジラのヒレが見えました! この辺にいるんだなと分かったらシャッターチャンス。ザトウクジラは、連邦法の規定により最低90メートル以上の距離をあけないといけないので距離を保ちながらもう一度現れないかとカメラの準備。
野生動物のため、観察いただけないこともありますが、ラッキーな日にはこのようにジャンプする様子も。ザトウクジラが近づけば、水中マイクで鯨の声を聴くチャンスもありますよ。繁殖や出産のためにアラスカからハワイへやってきたザトウクジラ。クルーが、今のは赤ちゃんクジラだった、お母さんクジラだったなども教えてくれます。
ザトウクジラを見た後に時間があればウミガメや熱帯魚がいるタートル・キャニオンへ立ち寄ることも。
気持ちよさそうに泳いでいるウミガメが顔を出していました。ハワイではウミガメをハワイ語で「ホヌ」といい、幸運を運んでくれる「海の守り神」として現在も親しまれています。ハワイ州の特別保護動物なので、もしシュノーケル中に遭遇したら触らず3メートル以上距離をあけてくださいね。
また、ラッキーだとイルカの群れに遭遇できることもあるそうです!
帰りの船ではクルーによるフラのパフォーマンスもありますよ。最後の最後までハワイを感じられる演出で楽しませてくれます。
9:00頃ケワロ湾に帰港。行きで乗ったバスが入り口で待っているので乗り込んでワイキキへ戻ります。
9:20~9:45頃 ワイキキの指定集合場所へ到着します。
美しいサンライズとザトウクジラ、そしてホヌを見て良い一日がスタートできそうですね。ワイキキへは10時前に到着するので、お買い物へ行ったり観光したりと、一日を有意義に過ごせそうです。この時期にハワイにお越しになったら是非ホエール&ユーのツアーをご検討ください。
<2024/02/26の情報です>
