今回は、マウイ島の地元で行われたお祭りイベントのご紹介です。
1999年5月、ワイルクという地区で第一回が開催されてから、今年で22回目を迎えた「マウイ祭り」。マウイ島で唯一の日本のお祭りとして、多くの人々に親しまれています。このお祭りはボランティアによって運営されており、今年のテーマは「こどものために」。家族で日本文化を分かち合い、学び、伝統を受け継ぐ環境を大切にしています。
今年は、2日間にわたって開催されました。初日は5月18日、クイーンカアフマヌセンター、2日めはその1週間後、5月25日にハワイ大学マウイ校で行われました。お祭りを2週に分けて開催するなんて、ちょっと珍しいですね。今回は25日、ハワイ大学マウイ校での様子をお届けします。
まずは「文化パフォーマンス」の様子から。センターステージでは様々な日本文化にまつわるパフォーマンスが行われました。剣道のデモンストレーション、和太鼓の力強い演奏や伝統舞踊など、多彩なプログラムで楽しませてくれました。納豆(!)の早食い競争も開催され、多くの参加者が挑戦していました。独特の風味と粘り気に苦戦しながらも、笑顔で完食を目指す姿が印象的でした。
「クラフトテント」です。民芸品や日本風のグッズが販売されており、なかなかの盛況でした。手作りの和風アクセサリーや伝統工芸品をモチーフにグッズ化した商品が並び、訪れた人々は手に取りながら説明を受けていました。
「子供向けエリア」では、絵馬が作成できるブースが設置されていました。英語で自由に描かれた絵馬は新鮮で、子供たちが思い思いの願い事を描く姿が微笑ましかったです。
「フードエリア」は特に大盛況で、長い行列ができていました。マウイ島で人気のフードトラックが出店し、日本のお弁当や日本食が販売されました。なかでも特に人気だったのは、ワイルク本願寺のブースの炒飯で、すぐに売り切れてしまうほどの人気ぶりでしたよ。
「ろうそくのセレモニー」も行われました。今年は特別に、ラハイナで発生した101名の山火事犠牲者の追悼のため、ろうそくのセレモニーが行われました。静かな雰囲気の中で、犠牲者への追悼の意を込めたろうそくの灯が、周りを温かく照らしていたのが印象的です。
お祭りのクライマックスは「盆踊り」。ハワイでは「ボンダンス」と呼ばれ親しまれています。老若男女、世代や人種を問わず、みんなが一緒になって踊る姿は日本ではなかなか見られない光景かもしれません。日本の文化や風習が大事にされているのを見ると、嬉ししくなりますね。これも日本からの移民が、異国に根差し、地道に地位を築いた結果なのでしょう。来年のマウイ祭りも楽しみです。
コロナ渦で一時中断していた、このようなイベントも復活し、以前と変わらないマウイの風景が楽しめるようになっています。マウイ島へのお越しをLeaLeaスタッフ一同でお待ちしています。
<2024/05/25の情報です>
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