清々しい朝のワイキキビーチで、このハワイの海が、いつまでも美しいままでいられるように、LeaLeaと海洋保護団体のParleyの共催で、日本の祝日「海の日」にちなみ、ワイキキビーチのクリーンアップが行われました。
「パーレイ・フォー・ジ・オーシャン/PARLEY FOR THE OCEANS」は、政府や環境団体は勿論、ファッションブランドやクリエイター等も巻き込んでクリエイティビティに富んだ活動を展開している海洋環境保護団体です。拾い集めたプラスチックごみがオブジェになったり、ペットボトルがエコバッグに変身したり、ボランティア活動の結果がアートや製品となって、また地球のための活動資金になる、そんな素敵なサイクルを確立している団体でもあります。
ヤシの木の影が長く伸び、早朝の涼しさから海遊びを始めた人も多くない、まだまだ静かに感じられるワイキキビーチに集合しました。ビーチを歩いても、まだ快適な暑さです。
集合テントで、手を傷つけないように手袋と、成長の早い竹で作られたトングも貸し出されます。
ダイヤモンドヘッド側のカイマナビーチ付近まで進み、危険物への対応や注意点を聞いた後、一度は商品を入れて使われた袋をリサイクルしたごみ入れを受け取り、ゴミ拾いスタートです。
砂の中に埋まっている小さなプラスチックは、ふるいにかけて見つけ出します。
小さな貝殻や木片に混ざって、小さなプラスチックの破片が見つかります。最初は天然物と人口物の見分けが難しいのですが、しばらくやっていると、それぞれの特徴がつかめてきて、処理スピードが上がります。
バニアンツリーの根元にも、隠れるように吸い殻やビニール片が挟まっていました。
終わった後はテントに再集合し、各自のごみを集めて、その日の活動は終了です。パーレイの方々から、活動に参加してくださったことへの感謝と、この活動の意義のお話がありました。参加者の皆さんからも、今日の感想や印象に残ったゴミを一言ずつ発表していただきました。吸い殻の多さが印象的だった方が多かったようです。
最後は参加者の皆さんで記念撮影! 親子で参加してくださった方も多く、「楽しかった」のお声もいただきました。一緒にハワイの陽を浴びながら、ゴミ拾いに励んでいただき、ありがとうございました。
LeaLeaでは、今後も地域コミュニティや非営利団体と協力して、地球を慈しみ、ハワイに優しい活動を続けていきたいと思っています。ハワイ滞在中に機会があれば、ぜひご参加ください。
<2023/07/27の情報です>
