アラモアナとワイキキを隔てるように流れるアラワイ運河は、かつては物流を支え、人が泳げるくらい澄んだきれいな水が流れていました。しかし、時とともに物流は陸路となり、人口増などのいろいろな原因から運河の底にヘドロが溜まるようになりました。
建設開始から昨年100周年を迎えたアラワイ運河を、かつての美しい運河に戻そうと、活動を続ける非営利団体があります。2019年に発足した「ゲンキ・アラワイ・プロジェクト/Genki Ala Wai Project」は、沖縄県の琉球大学で開発された「EM（有用微生物群）」という善玉菌の集合体を使用して河川や自然を浄化し、「7年でアラワイ運河を泳げる水質にしよう！」という目標を掲げています。
EMという善玉菌の集合体をヘドロの層まで届けてくれるのが、この泥団子「ゲンキボール」。大阪を流れる道頓堀川もこのEMで浄化された実績があり、アラワイ運河の観測地点では既に15㎝以上のヘドロが減っている、その効果は実証済みの泥団子なのです。
LeaLeaでは、その活動に賛同し、毎週木曜日の14:00から「ゲンキボール」作製会を開催します。会場は、LeaLeaラウンジ ロイヤルハワイアンセンター。
ラウンジの入り口からも見える、この大型ポスターを目印にご集合ください。
料金：無料
予約：不要（当日、ラウンジにてスタッフに参加希望をお伝えください）
場所：LeaLeaラウンジ ロイヤルハワイアンセンター（ロイヤル・ハワイアン・センター B館3階）
日時：木曜日 14:00～（30分程度）
※簡易のビニールエプロンと手袋のご用意はありますが、汚れても良い服装でご参加ください
EMは黒酢のような液体です。本当に少し甘酸っぱい香りがします。
原液を分量の水で希釈し、不要物を取り除いたパウダー状の土と混ぜ、善玉菌がたくさんいる泥を作ります。
泥作りは、事前にレアレアスタッフが済ませておきますので、ご参加の皆さまは、ここからスタートです。童心に帰り泥遊びをしながら、ひたすら手のひら大の「ゲンキボール」を作っていただきます。
表面を少し撫でて、滑らかな球体にするのがポイントです。ヒビが入ると水中で割れてしまい、効果期間が想定よりも短くなってしまう可能性があるそうです。飲用もできる安全なEMを素手で感じてみるのも良いですし、爪の間に泥が入ることもありますので、使い捨てのビニール手袋もご用意します。
このまま2週間以上乾燥させて、「ゲンキボール」が完成します。
ゲンキボール作製イベントの後は、レアレアスタッフがご案内役となり、一緒にアラワイ運河に投げ入れていただく機会も設けました。投入用の「ゲンキボール」は3個で$10。この$10は、土などのゲンキボール作製時の材料費に充てられます。
ハワイ滞在が作製会の日程と合わないハワイ好きの皆さまは、年中無休のLeaLeaラウンジでゲンキボールを受け取り、ご自身でアラワイ運河に投入していただくことも可能です。投入していただける場所は、地図をお渡ししてご案内します。
料金：3個 ＄10（「ゲンキボール」の材料費に充てられます）
予約：不要（当日、ラウンジにてスタッフに「ゲンキボール」購入希望をお伝えください）
受け取り場所：LeaLeaラウンジ ロイヤルハワイアンセンター（ロイヤル・ハワイアン・センター B館3階）
日時：毎日（8:00～18:00・無休）
アラワイ運河はアラワイ・ハーバーを通り、アラモアナビーチパークの先のアラモアナビーチに注いでいます。アラワイ運河をきれいにすることは、直接的にハワイの美しい海を守ることになるのです。
ハワイの美しい海を、次のハワイ旅行の時にも同じように楽しむために、「ゲンキボール」作りやアラワイ運河への投入をしてみませんか？ ハワイを愛する皆さまの積極的なご参加をお待ちしています！
＜2022/08/23の情報です＞
